綾波「今日もモンハンライズをやらなきゃ……」シンジ「なにやってんだよ！綾波！」

綾波「ゲームって……プレイステーション5なの？」

シンジ「そうだよ！おもしろいゲームがたくさんあるんだ！そうだ！この『モンスターハンターワールド:アイスボーン』をやろうよ！きっと綾波もハマるよ！」

綾波「わかったわ。……ところでどうして二機もあるの？」

シンジ「もう一機はアスカがドイツから持ってきたんだ。これがないと日本は暇で仕方がないってうるさくてさ」

綾波「PS4は世界中で人気なのね……」

ゲンドウ「急に呼び出してどうした、レイ」

綾波「碇司令。ニンテンドースイッチなんてやめて、プレイステーション5で遊びませんか」

ゲンドウ「何を言い出すかと思えばそんなことか、レイ。愚かな考えは捨てろ。」

綾波「司令もプレイしてみればわかります。碇くんとやったモンスターハンター、とてもおもしろくて……ぽかぽかしました」

ゲンドウ(シンジのやつ……レイを唆したな)

ゲンドウ「あんなものは漬物石にしかならん。今すぐ私とどうぶつの森をするぞ」

綾波「司令……誰かとゲームをするって、楽しいことですか？」

ゲンドウ「ああ」

綾波「……今度の日曜、碇くんたちとゲーム、しませんか」

ゲンドウ「日曜は予定が……いや、空けておこう」

ゲンドウ(シンジの腐った考えを改めさせねばなるまい)

トウジ「おぉ～！久しぶりのミサトさんの家や！」

ケンスケ「相変わらず掃除が行き届いていらっしゃる！」

ミサト「ありがと♪さ、上がって上がって！」

ミサト(ホントはシンちゃんに任せっきりだけどね……)

シンジ「遅かったじゃないか、トウジ、ケンスケ！もうパーティーは始まってるよ！」

アスカ「あ～もう！ドタバタしないでよ！一乙しちゃったじゃない！」

ヒカリ「まあまあ、アスカ。わたしの粉塵が間に合わなかったのが悪いのよ！」

シンジ「あ、綾波も来た……父さん！？」

ゲンドウ「久しぶりだな。シンジ」

シンジ「何言ってるんだよ！未だにあんなガキゲーやってる父さんこそ大人になれよ！」

ゲンドウ「しかしニンテンドースイッチは世界中で5000万台も売り上げている。これが事実だ、シンジ。万人から愛されているのだよ」

シンジ「そんなしょぼい数字で威張らないでよ！PS4は1億台も売ってるし、ソフトだってニンテンドースイッチの何倍も売れてるんだよ！」

ゲンドウ「そ、それは本当なのか？」

綾波「ええ、本当です、司令。世界中で愛されているのはプレステの方で、ニンテンドースイッチなんて子供騙しにすぎません。子供かキモオタしかやってないんです」

ゲンドウ「まさかスイッチの二倍も売り上げていたとは……だ、だがゲームの面白さがある！これは数字ではわかるまい！」

シンジ「父さん、アスカ達を見てよ……あんなに楽しそうに遊んでいるだろう？」

ゲンドウ「あれはディノバルド……！？あれがモンハンだというのか！あのリアルなグラフィックは映画ではないのか！？」

シンジ「父さんもプレイしてみようよ。僕とみんなが手伝うからさ」

ゲンドウ「よし……これでようやくネルギガンテを倒せたな」

マヤ「目標、完全に沈黙しました……！」

シンジ「どうだった？父さん。真のモンスターハンターは」

ゲンドウ「すばらしい……！ニンテンドースイッチのガクガク30fpsにはもう戻れん！」

綾波「目が覚めたようでよかったです、司令。まだまだ時間はありますし、他のゲームもいかがでしょうか」

ゲンドウ「ああ、次はこの『GTA5』というゲームをやってみたい」

シンジ「父さん、そのゲームはすごいんだよ！全世界で1億5000万本も売り上げてるんだ！ギネスにも載ってるよ！」

ゲンドウ「な、なんだと……ニンテンドースイッチの三倍も売れているのか！」

シンジ「もちろん低スペックのスイッチじゃ遊べないんだ。宗教上の理由で遊べない人たちはかわいそうだよね」

ゲンドウ「ああ。できることならやつらにもプレステをプレイさせてみたいものだ」

マヤ「パターン青！使徒です！」

ゲンドウ「あれは第21010(ニンテンドー)の使徒、ブタリスか」

ブタリス「ぶひー！KPDぶひー！」

シンジ「僕たちで食い止めます！」

ゲンドウ「ああ。エヴァンゲリオン、全機発進！」

ミサト「発進！」

アスカ、レイ「了解！」

レイ「本当ね……それになんだか太っているわ」

シンジ「こんな気持ち悪い見た目の使徒、さっさと倒そう！」

ブタリス「ぶひー！ぶひっち独占ぶひー！」

シンジ「……！この敵、妙に動きがカクついている！まるでニンテンドースイッチだ！」

アスカ「そうね！これなら楽勝よ！モンハンで鍛えたコンビネーションでやっつけましょ！」

レイ「ええ！」

ブタリス「ぶひひ……アスカたんかわいいよぉ」

アスカ「キモいのよぉー！」ｸﾞｻｰ

ブタリス「ぶひぃ～！」ﾄﾞｰﾝ

アスカ「ヤダ、弐号機に臭いが移っちゃったわ！ミサト、しっかり洗浄しといてよね！」

ミサト「わかってるわ、アスカ……整備班も大変ね」