アニメのドラゴンボールってなんで話の進みが亀みたいに遅いんだ？？　フリーザ倒すだけで何話使ってるんだよ・・・

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14798773.html

ワクチン輸送大作戦　冷凍庫・ドライアイス、増産急ぐ　新型コロナ

米ファイザー社製の新型コロナウイルスのワクチンが１２日、成田空港に到着し、今後ワクチンの国内輸送が本格化する。同社製のワクチンは超低温での管理が求められるだけに、全国の接種会場に円滑に届けられるかが大きな課題となる。その成否は感染拡大防止に直結するだけに、官民で急ピッチの準備が進む。▼１面参照

　関係者によると、ワクチンはファイザー社の工場があるベルギーのブリュッセルから成田空港に１２日午前に全日本空輸の飛行機で到着。まずは医療従事者を対象に１７日にも接種が始まり、４月以降は高齢者らの接種も始まる見通しだ。

　空港に着いたワクチンは、近くの倉庫で保管された後、全国各地の拠点病院に配送される。一部はそこでの接種に使われ、それ以外は地域の中小の病院や診療所、集団接種用の体育館などの各接種場所へと個別配送される仕組みだ。

　拠点病院までの配送は主に国の管轄で、ヤマトホールディングス（ＨＤ）やセイノーＨＤ、独ＤＨＬの３社が手がける。拠点病院から接種会場までの個別配送は主に各市町村がそれぞれ配送業者と契約する。佐川急便を傘下に持つＳＧＨＤは「複数の自治体から相談を受けており、詳細な輸送条件を詰めている」（広報）という。

　また、輸送や保管にあたりファイザー社製のワクチンは零下７５度まで冷やしておく必要があり、特別な超低温冷凍庫が必要になる。政府は国内メーカーのＰＨＣホールディングスと日本フリーザー、ＥＢＡＣ、カノウ冷機の４社と契約。１万台の調達にめどをつけたという。医療従事者が先行接種する１００カ所の病院へはすでに設置済み。今月中に１５００台、３月に１８００台を配る予定だ。

　梶山弘志経済産業相は１２日の閣議後会見で「スケジュールの前倒しも行いつつ、接種体制の早期構築を図る」と述べた。４社とも人員を増やすなどし、急ピッチで生産している。このうちＰＨＣホールディングスは１月以降、生産能力を２倍にして対応している。「設備も増強し、社内の他部署から人を呼ぶなどして人員は通常時の１・５倍」（広報）という。

　超低温冷凍庫に加えて、断熱材入りの保冷箱を使って保管・輸送する準備も進めている。冷凍庫の設置が間に合わなくても接種が滞らないようにするためだ。保冷箱を使う場合、なかにドライアイスを詰める必要があり、これを大量に用意しなければならない。

　厚生労働省予防接種室によると、すでにドライアイスメーカー１社を選定し、近く契約を結ぶ見通し。保冷箱はファイザー社が準備したものを用いるという。ただ、ドライアイスが本格的に必要になる４月以降については、接種会場の場所やワクチン供給網の詳細が固まっておらず、「実際にどの程度必要かはまだわからない」（予防接種室の担当者）という状況だ。原料となる炭酸ガスは生産拠点の統廃合などで年々調達しづらくなっており、ワクチン接種がピークを迎えるとみられる夏場には需要の逼迫（ひっぱく）も見込まれる。

　このため、政府は昨年１２月、ドライアイスの製造業者に増産を要請。来年度分は「１社ではとても対応できない」（予防接種室の担当者）とみて、業界をあげた供給体制を組むことを想定しているという。