ナッパ「クンッ」の正式名称が「ジャイアントストーム」であることが判明。ピッコロのエネルギー弾連打は「魔空包囲弾」が正式名称

『ドラゴンボール』の“名もなき大技”3選！ ナッパの「クンッ」には正式名称が…？

絶大な人気を誇りながらも技名はナシ
＜その1＞ナッパの「クンッ」
『ドラゴンボールZ』の「サイヤ人編」にて、ベジータと共に孫悟空たちの住む地球に襲来したナッパ。
彼は、地球の戦士内でも上位の実力を持っていたピッコロと天津飯を倒すほどの活躍を見せている。
ナッパが放つ技の中でとくに印象的なのが、挨拶代わりに「東の都」を消し飛ばした必殺技。あまりの威力に天津飯は「なんだ!? 奴ら何をやりやがった…!?」と驚愕し、
クリリンも「桁外れだ…」と絶望していた。
それほど絶大な威力を誇る必殺技なのだが、実は名称が存在していない。一応、ファンの間では、人差し指と中指を立てる動作と、
その時の擬音から「クンッ」と呼ばれている様子。また、ナッパが登場するゲームなどでは「ジャイアントストーム」と名付けられているようだ。

＜その2＞ベジータの「グミ撃ち」
サイヤ人の王子であり、悟空の永遠のライバルでもあるベジータ。作中では何かとやられ役扱いされているベジータだが、
その象徴と言えるのが「グミ撃ち」だろう。「グミ撃ち」とは、敵にエネルギー弾を連続で叩き込む技だ。
その怒涛の連打ぶりは迫力満点で、まさに必殺技と言うにふさわしい…。しかし見た目に反して、敵を仕留めそこなうことがほとんど。
とくに完全体のセルに対して使用した時は、ダメージを与えるどころか無傷のまま接近を許し、ワンパンで沈められてしまった。
ちなみに、「グミ撃ち」と呼ばれている理由はかつて放映されていた「ドラゴンボールグミ」のCMでベジータと悟空がグミを取り合う描写が由来らしい。
その様子が印象的だったことと、エネルギー弾の形がグミにそっくりだということで、「グミ撃ち」と名付けられたという。

＜その3＞ピッコロの「魔空包囲弾」
悟空の初代ライバルであり、息子の孫悟飯の師匠でもあるピッコロの必殺技といえば「魔空包囲弾」が有名。「グミ撃ち」のように無数のエネルギー弾で相手を囲い込んで退路を断ちつつ、それらを一斉にぶつける大技だ。

作中では「人造人間編」にて、人造人間17号相手に披露しているが、この時はバリアーで簡単に防がれてしまった。とはいえ、ゲームでピッコロが登場する際にはほぼお決まりで「魔空包囲弾」が必殺技に設定されており、その使い勝手の良い性能から多くのプレイヤーの間で重宝されている。
ただ、「魔空包囲弾」というワードは原作で一度も呼称されていない模様。つまり、ナッパの「クンッ」やベジータの「グミ撃ち」と同様“名もなき技”の1つなのだ。

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