スタジオジブリ最新作「君たちはどう生きるか」、トロント国際映画祭で邦画初のオープニング上映作品に決定

スタジオジブリの最新作として7月14日より公開中の宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』が、「第48回トロント国際映画祭」において邦画初のオープニング上映作品に決定した。

『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督の10年ぶりとなる最新作として、7月14日より全国で公開を迎えた。公開から4日間で、2001年公開の同監督作品『千と千尋の神隠し』の初動4日間の興行収入を超え、観客動員数が135万人、興行収入が21.4億円を突破。7月26日までの公開13日間で観客動員数が261万人、興行収入が40.1億円を超える超大ヒットスタートを切っている。

このたびそんな本作が、「第48回トロント国際映画祭」のオープニング上映作品に決定したことがわかった。「トロント国際映画祭」とはカナダ最大の都市で毎年開催される映画祭で、本映画祭で受賞した作品が米国アカデミー賞をはじめとするその他の主要な映画祭でも快挙を成し遂げている。
そこから、今後の賞レースの行方を占う重要な映画祭として知られており、“アカデミー賞前哨戦”とも呼ばれる。2002年には『千と千尋の神隠し』が「第27回トロント国際映画祭」に出品され、その翌年の「第75回アカデミー賞」で長編アニメーション映画賞を受賞した。

そんな由緒ある映画祭において、『君たちはどう生きるか』が邦画としては初めて、そしてアニメーション作品としては世界で初めてとなる、オープニング上映作品に選出された。
トロント国際映画祭のCEOであるキャメロン・ベイリーは、本作の選出理由に関して「第48回トロント国際映画祭を、偉大なる映画のアーティストの中の一人の作品によって開幕することを光栄に思います。日本ではすでに傑作として賞賛されている宮崎駿の新作は、喪失と愛というシンプルなストーリーから始まり驚異的な想像の作品に昇華されています。トロントの観客が、そのミステリアスな作品に出会うことが楽しみであり、唯一無二の斬新な体験をお約束します」とのコメントを発表した。

「第48回トロント国際映画祭」は、9月7日から9月17日まで（現地時間）の11日間にわたって開催される。オープニング作品の上映は、映画祭初日となる9月7日にロイ・トンプソン・ホール（Roy Thompson Hall）にて行われる。

https://s.animeanime.jp/article/2023/07/29/78908.html

ものはいいようだなw
まあマーケティング的には必要だけどさ